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リアル日記 父の付き添い

ひと月に一回の父の受診日
県内でコロナ感染者数が増えているのに、
施設から送っていただいた時、父はマスクをつけてなかった。
幸いわたしが予備に持参していた医療用の予防効果の高いマスクが
あったので真っ先に父につけてもらった。

病院受診日には必需なインシュリン用具一式も
持って来ていなかったので、一瞬カーッとしました。
送迎の方に取りに行っていただいた。
命に関わる事なのです。

母が亡くなって一年後には父は施設暮らししていて、
おかげさまで元気に過ごさせていただき、
感謝の日々ですが、有料でそれなりのコストですし、
しょっちゅう連絡の電話がかかり、飲水のペットボトル、
洗剤一式、電池、リハビリパンツ、お尻拭き、使い捨て手袋〜
可能な協力は惜しんでいないので、月一の病院受診日に
マスク無しとはなんとも情けない気がしました。

一年近く面会禁止にしても入所者が感染したら大変なことになります。

いっとき母に鬼と罵られていた父
母が亡くなった後、看病で疲労しきっていた私に対する
酷い仕打ちは、今でも忘れたわけではなく
潜在意識ではトラウマとして残っているかもしれませんが、

今の穏やかな父を見ている時はわだかまりも溶けている。
父が長生きしてくれた事で昔の穏やかな親子に戻れたのだと感慨深いです。
父がそういう状態で暮らせていることを考えると
何よりも施設に感謝しないといけないってことですけどね。

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