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6月17日(昼)

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一昨日辺り、病院の帰り道駅まで歩く途中で写しました。
紫陽花の綺麗な季節

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集中治療室に移動してからは血中酸素100をキープしていたけれど
日増しに衰弱して行きました。
14~15日にかけて息を吐くときに「ア~」とうめき声が漏れ始め
夕方、毎日のように担当医が説明して下さり、
眠らせる時期について、この時期でも早過ぎないように言われた。
その時は、誤解していて、血中酸素が高ければ酸素は足りてるはずなのに・・・
何故急がせるの?など考えていた。

母に尋ねると痛みはないと言う。しんどい?と尋ねると頷く
退屈?と尋ねても頷く

昨日、少し容態が悪化した気がして、母に「辛い?」と尋ねると頷いた。
「ぐっすり眠りたい?」「うとうとしたい?」色々ニュアンスを変えて質問してみたら
うとうと微睡むのが良いと頷いた。
その日は一晩よく眠れていなかったらしい。

それと末期癌+肺炎では血中酸素が高いがために意識がはっきりしていてかえって苦しみが増す場合~
ネットで色々調べてみたら、肺そのものが苦しい等々
医師の言われることの意味がより理解できた。

一昨日、いつものように担当医と話して、夜間だけ眠れるようにして様子を見る方向でと言われ、
帰りに駅で珈琲を飲んでいたら、再び電話がかかり、バックに流れている音楽がうるさくて聴こえにくいのと、
緊急事態?と焦るので、電話は苦手ですが
医師は緩和病棟の先生と相談して下さり、モルヒネアレルギーを訴えたことのある母だけど
以前その話をしたら過去のカルテを調べて下さり、
(かかりつけ以外の病院で腰の痛みを訴えた時に、いきなり丸ごと飲んだことで
気分が悪くなったらしく)
緩和の医師は痛み止めでは精通されていて、微量から少しずつ点滴投入していく
最初に話されていた眠り薬より呼吸に優しい・・・
と言われ、私も決心しました。

昨日の朝十時頃開始、
その日私は近隣病院に目薬、皮膚科で保湿ローション(ずっと無くなったままだった)
をいただきに行き、皮膚科で急患があり、一時過ぎにやっといただけたのです。
パンとジュースでランチ、そのまま見舞いに駆け付けたら
母は眠り込んでしまっていました。

痛み止めが切れるとまた苦しみから、結局追加投与になるらしい。
べッドの柵に突っ伏して顔を上げると医師が来られていて
(最近このパターンが多い)
微量で眠ってしまった母の前で何故表情が明るいの?
最初は怪訝な感情を抱きましたが、
これも帰ってからネットで色々調べてみて、速やかにモルヒネ導入できたことで、
癌の終焉の苦しみが軽減、このまま眠るような最期を迎えるだろうと予測
ある意味安堵されていたご様子でした。

ずっと思い悩み続けて、覚悟を重ねて来て、感情の糸が途切れたような
混乱した気持ちでいますが、
最悪は免れたのではないかしら・・・

ただ身内の中では自分だけがつらい思いを抱え過ぎた気はしています。


今日は娘と見舞い、母の容態にもよりますが
主人側の親戚のクラシックコンサート
テナーソリスト・・・
娘と聴きに行く予定です。

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