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久しぶりの読書日記

読書日記

・井上荒野(静子の日常)

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図書館で手に取ってとても読み易そうだと思いました。
75歳とは思えない好奇心に飛んだ女性のようです。
私の亡き母も70歳代の頃はこれぐらい魅力的だったように
思います。

ありふれたようで、私目線ではあり得ない…
キャリアウーマンのお嫁さんとは上手くいってる
方だと思うし、家族のバランスをみる賢さはある。

若い配達業者の男性と友達になって、何度か会う
最初は好奇心からなのか?
孫世代の異性に価値を見出せるもの?
そこまで暇そうでもないのに
息子はネットでマッチングらしき交際を始め
現場に偶然居合わせてそつなく牽制らしき行動
結果的に上手く防御できてるし、

スポーツジム通いしてる様子もありましたが、
あの年代で最初からすんなり打ち解けられるって
やはり小説の世界なのかな?って

(私は結構時間がかかりました。最初に親友ができて、
それはとてもラッキーな出来事だったので、
コロナ渦でその友人と共に一年休会している今、
以前のようにスムーズに活動できるかどうか不安です。)

ホームに入居している昔の知り合いに会いに行ったり
ここでは静子さんも自分の行く先を決めに行かれたのかと
思いましたが、そうでもないし、

毎晩少しずつ読んでいたので、
前回読んだストーリーの内容を忘れたり、
最初に登場した若い異性の友人は、偶然に孫の好みの方で
彼氏になったのかな?

私が静子さんくらいの年齢になった時に
こんなに人生を楽しめるかしら?
何かこの一年でかなり退行しているような気がして
良い意味でまた奮起しなければと思い始めた今日この頃です。

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