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4月の読書日記…続き

平行して読んでいた本

両方とも図書館で借りました

・米窪明美(天皇陛下の私生活)
途中で気が付きましたが再読です。
1945年の昭和天皇陛下の日常について書かれてあって
私が購入した入江侍従日記3以降より前の年代で、
祖父母たちの生きた時代だと意識しながら、
興味深く読みました。
就寝前にこういう内容のものを読むと何故か落ち着きます。

・ヤン ヨンヒ(かぞくのくに)
数ヶ月前に図書館で手に取って、見知らぬ文化に
興味を持って借りたものの、全然読まないまま、
繰り返し延長手続きをしていましたが、
先日NHKで久しぶりに観た番組「逆転人生」が
脱北者を扱っていたので、その知識を元にして
一気に読み終えました。

この家族は脱北の反対の帰国事業に直面することになります。

総連幹部の娘で映画の監督もした作者の兄3人が
帰国してバラバラになった家族の暮らしぶりや
考え方など、作者は大阪在住だったので、知ってる地名は出てくるけど
文化がこれだけ違うと、やはり外国人だと認識を改め直すことに。
学校から訪問する時は規則づくめの中で、
また他のルートで、立場によって訪問条件も
全然違ってくるし、子や孫が心配で支援を続ける母親の様子など、
ひと昔前なら、理解できない世界のひとことで
片付けていたかもしれませんが、

今の世の中状況を考えると、人生いつどこで何が起こっても
不思議ではない。

本に書かれていた(もしも…だったら)
という心情が素直に伝わって来ました。


すでに本を返却して手元にないので、正確に確認できない
記述が多いです。

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