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昨日の父

昨日は父の内科と泌尿器科受診付き添いでした。

最初施設から医師宛の血圧や血糖値を記録した
封書がなくて、探していたら、
施設のケアマネ(看護師)が速攻で届けて下さり、
〜準備していたのに、気づかない間に出発していたらしい〜

前回内科受診でお薬の量を減らし
その後の経過も良かったので、
先生はご機嫌麗しくハッピーオーラが
伝わって来るほどでした。

内科医師はいつもカルテを隅々まで目を通されている。
去年父が心不全で救急車で運ばれて、
担当になった直後に、父の今までの受診経過を
既読されていて、びっくりしたのが最初でした。
今では、眼科など他の受診日について
目薬だけの日なども、
ひととおりチェックされていらっしゃるみたい。  

次の診察待ち時間
父は母はどうしてるか聞いてきて
「家で待っていたな?」と
わたしは正直にずっと前に亡くなったと言うと、
父は
「そんなこと全然聞いていない。知らなかった。」
と狼狽えた!
父に一から説明
バスで一緒にお見舞いに行ったこと、
何年も前に亡くなって、最後の日は
父が病院に泊まったこと、
一緒に葬儀に飾る花を選んだ話もしました。

明らかに混乱していたようでした。
「もう生きるの飽きて来た。
食べて寝るだけで、めんどくさい。」
など言い始めた。
わたしは
「先週体調が悪くて微熱もあったから
お見舞いに行けずにごめんね。
また行くからね。
夏には娘(孫)も一緒に行くから」
と宥めました。
前日は母の命日でした。

泌尿器科、診察室に入るなり、
医師はわたしの容態から尋ねて下さいました。
すっかり日常に戻っているけれど、
座っていると、まだチクチク違和感があります。

父は医師にまだ挨拶していないと焦り
目の前にいらっしゃると伝えると
白い旅行鞄が見えると
「先生の白衣じゃない?」
「違う。旅行鞄がたくさんある。」と言うのです。
見えない物が見えているの絵文字

そういえば、妹夫婦は今沖縄旅行中なんだけど、
そんなことひとことも話したこともないし…

診察後、看護師さんが父に挨拶というか、
尊い者に畏敬を表すかのように接して下さった。
(霊的な気配?お迎えが近いんじゃないのかしら?)

苺のシーズンが終わり
父はコーヒーを飲みたがったから、
経過も良いし、こんな時くらいと
医師が砂糖も許可して下さっていたので、
近くのコンビニで買って来ました。
いつもブラック無糖で、今回は砂糖半分入れたのに、
前の方が甘いと言う父
長い缶の甘いコーヒーと言う。
缶コーヒーなんて、いつの話しをしているのかしら?

次回、眼科受診日は缶コーヒーを飲ませてあげたい。

そして施設に送ってから、施設の看護師さんに、
父の幻覚の話をして、他の方の例を問うと
「亡くなる前の方は、子どもや、亡くなった親など、人を見ることはあります。
物ではないから、また違うと思う。」
と言われました。

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