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1月21日(朝)

朝母に電話すると、少し元気回復して持って行ったお惣菜を美味しく食べることができた
今日のお昼に残りを食べると喜んでいました。
昨夜電話した時は母は入浴中で父が電話に出て
「食べたかな?残していた・・・。」と言ったので
胃の調子を心配していたのです。
胡麻油と生姜入りの御粥もあるし、何が食べたい?と尋ねました。
明日はまた大学病院で検診があります。

昨夜思ったことは、癌が原因で苦痛が激しいのなら大学病院から離れて、
姑が入院していた病院で和らげる治療をした方が良いと思ったけれど
鋭く敏感な頭脳の母には言えなかったのです。
今朝の母の話では
前回の検査で足や股関節の痛みは筋肉が原因だけど、
(大学病院)の先生は手術の得意な方で、どこかに新たな癌がないか
常に前向きに繰り返し検査して下さっているとのことでした。
以前叔父から「医者に殺されない・・・」という本を勧められましたが、
母はその病院の先生を神様のように認識していて
先生=命への希望がある限り、今のままの方がいいのかしら?
と思いました。
心のどこかでは、もし冷えから来る神経痛のひどい痛みだけで
あんなに騒いでいるのなら・・・
昔から人騒がせだったから・・・とか感じることもあったの
反対にあの()病院のカルテでは最後まで癌治療は成功としか記述されない・・・
けれど痛みや苦しみについては化学だけでは解明できないでしょう?
相反する複雑な思いに、納得いかない気持ちになることもあります。
色々な原因が連鎖した痛みなのだと思います。

朝からベートーベンの復習をしました。
ベートーベンがまだ若かった頃の作品、
厳しく容赦のないけれど厳密に計算されたような旋律
感性にグッと来ます。この曲好きだは~
ママ指揮者の素晴らしい感性の元で頑張れる・・・

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