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日にちは正確ではないのだけど、先週末、まだテーブルで夕食を食べていた時
ミズカレイの焼きたてを出してむしってあげると両面綺麗に平らげていた。
最近食べたい物の好みを言ってくれないから(言えなくて)
体調、食欲、日々食べられる物も変わるし、冷蔵庫の食材も万能なわけでもなく
暗中模索と言うか、私もどうお世話すればいいのか半分パニクッていました。

土曜日は疲労感が漂い口数が少なく見えました。
土、日曜日は朝から果物メインで、ヨーグルトなど
昼に生しらすをお澄ましにした物を「美味しい。」と喜んで食べるから
生協で親宅に注文していた鰻を卵とじにしたら
「ごちそうさまでした。」と子どものように喜びましたが
それは一口しか食べていなかったの。
何を食べても急激に咽やすくなってしまい、食べさせるのに時間がかかりすぎて
体力を消耗して途中で眠ってしまったり、

入院を申し込んでからも、そばで母が明るい無邪気な表情を見せると
まだ早いのでは?まだまだしてあげたいことはあるの・・・
迷いで葛藤していた時期でした。

咳き込みが激しくなった日曜日、明らかに衰弱していく
直接病院に電話して尋ねたら
日曜日で医師との連絡が・・明確な紹介状はまだだと言われ
症状を言って、毎朝マンションに到着するまでに
十時では脱水症気味で衰弱がすすむから、先駆けて入院させて下さい
と緊迫した様子を伝えました。

往診医師や訪問看護の方にも電話を入れ、一人で診る自信がない
近隣の病院・・・どこでもいいからお願いできませんか?と尋ねたら
医師が、今年初めに入院した病院に連絡を取って
応急入院させていただくことになりました。
母は歩けないから救急車を呼ぶように言われました。
前日に介護タクシー登録を済ませていましたが、
救急車で酸素マスクをつけていただき、応急処置していただきながら
連れていただいたの。

専門家の元に行けるという安堵感から?
私はこの時はとても冷静で、保険証、母の常備薬、タオル、化粧水、
パジャマの着替え・・・これは昼間食材と父の食べる海鮮寿司を買いにデパートに
行った時に、デパートでワコールのバザールを開催していたから
桃系の薔薇模様のパジャマも持参で、これを見たら母も少しは明るい気持ちになるのでは?
と思ったのです。

病院に到着、当直医師から、今は最期を自宅で看取ることが推奨されてる(時代)
そういった話をされ、いきなり二者選択
私は癌末期でも風邪も併合?みたいなので、点滴やお薬で
まだ少し持ち直せる気がして、
「一人で看取るなんてできません。目の前で苦むとお手上げ、
日常生活できない今、母も病院の方が安楽に過ごせると思います。」
と言いました。

先生は「家で亡くなっても24時間以内なら死亡診断書を書きますよ。」
と言われた。

「そういう問題じゃないんです。」
狼狽えてパニックを起こした私一人がそばにいても・・・
それはどれだけ恐ろしいことか?

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