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7月18日(朝)

母の死後、マンションを訪れる度に崩壊している母の部屋を見るのが悲しくて、
物忘れだけならともかく、唯一建材だった頃の母の面影を残す空間から
壊そうとする父に邪悪なものが感じられて、
体調異変も何もかも全部父のせいにしてしまいたいほどの不快さに支配されていました。
そんな気持ちで父と接しても、自然と邪悪オーラを出していたかもしれません。

昨日は、恒例の父連れの買い出しで、時間に余裕ある日は
土曜日買い物、日曜日夕食に父が歩いて我が家に来て帰りに家族が車で送って行く
そうでない日は、午後から買い物、その日の夕方に父が来て、夜に送って行く~
私なら3~5分の距離、杖利用の父は20分以上かかるから
夕方から主人在宅の土、日限定の行事になっています。
平日夜は、父は以前から利用している専門食の宅配利用を重宝して続けています。

先週クリーニング屋に出した略礼服を取りに行くと父は言う。
いつものスーパーに到着すると、ここではなかったようだと言う。
主人が
「一人で持って行ったのならわかるけれど、
一緒に行った時にクリーニング屋に寄るのを見たことありませんよ~」
と二人はずっと押し問答している。
父は「一人で持っていくはずはない。車で一緒に買い物した時しか考えられない・・」
と言い張り、けれど自信なさげに泣きそうになっている
だんだん哀れに感じられて、
父の言う、一旦外に出て入ったクリーニング店だった・・・に私なりにピンと来て、
「とにかく車をもう一つのスーパーの近くに止めて!
一人で走って確認して来るから!」と
こういう事柄では短気な主人に頼み込んだのでした。
その店にちゃんとお品はありましたし、父が提出した時期もだいたいはあっていました。
ただ、礼服を出したのは水曜日平日で、母の葬儀翌々日に
まだ気の張っていた父が一人電車利用でクルクルを引いて出かけたみたいでした。
「誰も嘘はついてないのよ。お爺ちゃんがクリーニング店に持って行ったのも
嘘ではないけれど、車で一緒に出掛けた時ではなくて、
一人で行った時だから、私たちは全然知らなくてあたりまえ、
それも嘘ではないの。」
と言うと、意味が理解でき誤解も解けた様子でした。
一事が万事で、日々色々な出来事があります。

気持ちの上で一山越えられた気がしました。

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クリーニング店に走った自分を労い、夏恒例の
かき氷は止められない。

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その後の我が家の夕食会、薄切りロースで酢豚、納豆とネギの油揚げ包み焼
桜の塩漬けのお澄ましなど

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