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1月の読書

12月から平行して読んでいた本をやっと読み終えました。
ケーブルテレビ(市原悦子さんの)録画のこともあり、後半の読書量は少なかったです。

・カール・ホフマン
(人喰い ロックフェラー
失踪事件)

ホラーものは苦手ですが、これは科学的なもので、特に後半興味深く読むことができました。
私なりに筋を追い簡単にまとめ?ました。

{人喰い(カニバリズム)
とは何か?

アスマットの村では西洋人との接触に強い緊張を感じているものの、白人は村人に
多くの利益をもたらすために来た祖先の霊だと知れ渡っているにもかかわらず
1961年11月にマイケル・ロックフェラー
がオツジャネップの人々に槍で刺されて食べられた〜
と知られていること

a(アスマットについて、
1957年12月記では
彫刻は祖先を偲ぶよすがとなるもので、生者が死者を忘れていない証であって、
死者のために復讐をするという生者の責任がいまも存在し強まっている。
ビス柱は他のどの彫刻とは違い、死者そのものをかたどったもので、死者の魂がその中で生きている
〜柱が完成すると、たいていは新たに村を襲撃することになりー犠牲者の血を柱に擦りつけた。祭礼とビスの祝福が終わると、柱に宿っている魂は完全なる姿となり、生者を助けるために戻ってくる)

(マイケルの双子の妹や、父親は明快な謎の解明に至る方法を取らなかった)

1958年1月にオランダ植民地統治官のラプレのせいで5人が死んだことへの復讐だと考えられるが→aに基づく

事実を証明するために2012年11月にミステル・カロ はアスマットで通訳やガイドなしに滞在を試みる
ミステル・カロ記から
結論は

あんなに多くの時間を一緒に
過ごして、あんな目で私を見られるものだろうか。
「なにも知らない、何も覚えてない」と嘘をつけるのか?

ミステル・カロが戻り、案内人に撮影した動画を見せた時に、写っていたのは
「話すな。この話は話すな、
語るな。頼むぞ〜
この話はお前たちだけのものだ〜もしだれかにこれを話したら、お前たちは死ぬ。
お前たちが死ぬのを俺は怖れている〜
この話はしまっておけ。心の中に。永遠に〜}



・マイケル フィンケル
(ある世捨て人の物語)

ゆっくり読み進め読み終わりました。

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