又吉のヘウレーカ、先週に引き続き(蟻)シリーズが面白すぎる。
お馴染みの村上貴弘さんは以前外来種問題や蟻同士の会話、クロオオアリについての他
先週は常識を覆すトゲオオハリアリについてで、
27歳若手藤岡春奈さんの(蟻の子育て話)が興味津々でした。
子育てしていない蟻は定期的に休み
子育てしている蟻は24時間働き尽くめ
巣には身体の大きな女王蟻がいない。
トゲオオハリアリの女王アリにはゲマがある。
生まれたばかりのアリには皆ゲマがついているけれど、
孵化して間もなく大人の蟻たちによってゲマを取られる様子が詳しく観察されている。
ゲマ切りの儀式で一生働き蟻に、
その巣の中に女王蟻がいなかった時のみ、
ゲマ切りが行われずに、女王蟻になるのだそうです。
又吉はある意味平等と解釈していました。
今週は好蟻性昆虫第一人者の丸山宗利さんも登場、(凶暴な蟻の巣駆除されているそうです)
ヘウレーカで2018年に公園で蟻の行列を映した中から、新種のハネカクシ(甲虫の仲間)を発見され、論文作成中だそうで、番組中に公開されていました。
蟻の巣の中で餌を強請るアリヅカコオロギ、
前足でトントンとアリの口をたたき餌をもらうところを見ることができました。
仲間意識の強い蟻の中ですが、
ほとんど外に出ることもなく、
目の見えない蟻は同じ匂いのアリヅカコオロギを仲間と認識しているらしい。
蟻という高度な社会を作る物に入り込んで
くる物がいるということ
全部が入れるわけではなく、別の巣から入ってバレた時は殺されてしまう。
一度こういう生態を確立し、偶然によって蟻に馴染み生き残れたら、
他の自由な生活には戻れないそうです。
好蟻性昆虫は運がいいのか、悪いのか
とナレーションがありました。
蟻ソムリエとして度々出演されている島田さんが、
沖縄でも全く知られていないハリアリと共生するアリスアブを発見し、持って来たり、
終盤でまた島田さんが沖縄で見つけたばかりの新種の蟻、ムカシアリを持って来られました。
崖の斜面を登って採取され、
蟻の研究者でも生きた姿を見る機会がないくらい珍しいアリだそうです。
密度の濃い二週間でした。
蟻に刺されると酷い痒みで蕁麻疹を起こすほどですが、
蟻の社会には興味津々で子ども時代は飼育したり、
昔読んだ大作、蟻の小説が面白くて、
また本を見つけたら再読したいと思っています。
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