父の居る施設から歯磨き粉が残り少ない
と連絡があったので、昨日持って行きました。
行きの道中で歯磨き粉とイチジクを買って、
施設に着くと体温測定と手指の消毒をして、
父の部屋へ眠っていた父を起こすと
「おばあちゃんは今⚪︎子(わたし)と同居してるの?」
と、「お母さんは何年も前に亡くなったでしょう?」
父は母の名前を言いながら
「わたしの奥さん、つまり⚪︎子の母親。」
と唱えていた。
忘れないように反復しているように見えました。
父にとって母はやはり最愛の人なのだなと
確信した事が何度もありました。
お若いヘルパーさんが、父を車椅子に
座らせて下さったので、
手を洗い直して、スプーンで小さめに
イチジクをすくって父の口に運ぶと、
「これ何?」と父は聞いてきた。
「イチジク、おじいちゃん大好物でしょう?」
「小さいな。」
喉に詰まらないように小さく切ってるから、
たくさん食べてね。」
半分と少し食べたところで、
父はもういいと言いました。
穏やかな空間の中で、何の悩みも持たない
幸せな様子の父を見て、
神様から与えられた貴重なひと時のような
気がしました。

と連絡があったので、昨日持って行きました。
行きの道中で歯磨き粉とイチジクを買って、
施設に着くと体温測定と手指の消毒をして、
父の部屋へ眠っていた父を起こすと
「おばあちゃんは今⚪︎子(わたし)と同居してるの?」
と、「お母さんは何年も前に亡くなったでしょう?」
父は母の名前を言いながら
「わたしの奥さん、つまり⚪︎子の母親。」
と唱えていた。
忘れないように反復しているように見えました。
父にとって母はやはり最愛の人なのだなと
確信した事が何度もありました。
お若いヘルパーさんが、父を車椅子に
座らせて下さったので、
手を洗い直して、スプーンで小さめに
イチジクをすくって父の口に運ぶと、
「これ何?」と父は聞いてきた。
「イチジク、おじいちゃん大好物でしょう?」
「小さいな。」
喉に詰まらないように小さく切ってるから、
たくさん食べてね。」
半分と少し食べたところで、
父はもういいと言いました。
穏やかな空間の中で、何の悩みも持たない
幸せな様子の父を見て、
神様から与えられた貴重なひと時のような
気がしました。
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