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3月29日(夜)

長い一日だった~
駅で待ち合わせして、全員かと思ったら、リーダーと小父様と、
もう一人男の方と、あと二人・・・で
一人が電車に傘を忘れて、無印へ買いに行ってる間に、
私は鞄の中を点検で忘れ物に気が付いて、タクシーで往復しました。
昨日洗って干した衣装のズボン、土曜日だけ家族が取り込んでくれるから、
鞄に入れ忘れてしまっていたのです。それから電車に乗って
何とか集合時間には間に合って、それぞれ持参のお弁当タイム
女性は市販の巻き寿司などで、私は作って行ったお握りを食べました。

自分達の出番までの催しは目に入らなくて、
リハーサル部屋で三度ほど練習♪して、客席で見学しました。
一列にずらりと並んで座ったら、小父様が横にいらしたの。
何か、人前では親密にされるから不思議というか、真相を知りたいのは私の方なの。
本番は全然緊張しなかったですが、
理論的に把握していないので、胸を張って出来たとも言えなくて
ただリーダーからは「本番の度胸がものすごい!全然緊張していないね。」
と言われました。
リーダーは完璧に仕上げないといけないというプレッシャーがあるから緊張するのだと思う。
私が合唱祭前にプレッシャーで緊張するのと同じ。

終了後、着替えてから、最後まで演技を観ました。
先生の甥御さん、小学校低学年くらいなのですが、とても上手でビックリしました。
子どもらしく活き活きと、何よりも心底技を見せるのが楽しくて仕方がないという感じ。
身体能力が高い、人一倍柔軟性がある。この子は本物だわ~と感じた。
これが一番意外でした。
先生もその子の後ろで伸び伸びと音楽にマッチして演じられていました。

今日はリーダーが前列に席を取っていて下さったから、横にいたのですが、
一つとても感動したのがあって、そこの指導者の演じられるのを見て涙がじわっと
今まで感動を覚えたことがないのに、不思議でならなかったの。
「ここは昔私が習っていた所で皆仲間だったの。」とリーダーは言った。
そこの指導者にとても憧れていたそうです。
リーダーよりも少しお若くて、華があって見せる技があってグッと惹きこまれていくような・・・
名前を聞いてハッとしました。亡き姑の日記を思いだしました。
姑が教室に通っていた時の指導者でした。
一緒に通っていた方や指導者を交えて、時々食事会にも行ったことが書かれてありました。
姑を通して色々な事情を深く知ることができました。
そのことには感動したの。

ただね、そういう自分の熱意を私たちにも伝えたいと思われても、
身体能力以外に並大抵の努力が必要だから。
他を犠牲にしてそこまではできない。
コーラスの方が百倍、それ以上に好きなんですもの。

きっぱりと止められない・・・また繰り返すことになるのかしら?

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