・昭和の大阪 あの町この町
写真集、昔見たかもしれない懐かしい風景を期待して、
図書館で借りましたが、父世代が生まれ育った昭和前半の写真が多いでした。地下鉄の駅の写真も、生まれる前でしたが、
幼い頃に地下鉄に乗った時は、同じ駅の数年後を見ていたかもしれません。
幼い頃に母に連れられて買い物に出かけた時、地下鉄利用が多かった。
大黒町、難波、心斎橋…駅ごとに照明器具を見ていた。
大丸や阿倍野近鉄などデパートごとに入り口の照明や天井飾りに気をとられていて、
ひとつずつそのデザインで行く場所を認識していた気がします。
・悪いお姫様の物語(リンダ ロドリゲス マクロビー)
半分くらい興味深く読みましたが、
途中で放棄しました。
則天武后やエジプトに関するものは分かりやすいでした。
他の見知らぬ国の物語めいた物は飽きてしまった。
・奴隷のしつけ方(マルクス シドニウス ファルクス)
子ども時代アンクル・トムの小屋を読んで感動の涙を流したり、
その後ルーツを読んだくらいで、
古代ローマのものは映画もあまり観ていないし、小説でも読んでいませんが、
パピルスを連想させる時代の書物が残っているのか?と異次元世界を垣間見たい気持ちで借りた本ですが、
実際は古代ローマの貴族が書き写した本ではない
古代ローマの研究者が当時の文献から奴隷に関するものを
収集・整理し、奴隷所有者はどう考え、
どう行動していたのかを想像し、その内容をマルクスの口から
語らせているそうです。
読み易く面白く読み終えました。
| 15:19
前の記事
2021年08月20日
次の記事
2021年08月22日
コメント