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昨日病院で

昨日は病院、アレルギーのお薬は
まだ50錠残っているけれど、
ついでだから追加でいただく。
一日おきの服用で全てスムーズに
回復した感があったけれど、
ちょっと怠いと思ったら、
二日続けて飲み忘れていたりで

やはり止めるのは不安です。

支払い待ちでお知り合いを見かけて挨拶する。
ドイツ暮らしのピアニストの娘さんがいる。
一番最初に親しくなったのは、
犬の散歩中に小学生だった娘さんとでした。

前回、コンタクトを入れたままで
視力が悪化したと言われた時に、
受診を勧めたら、企業を訴訟中で
弁護士に会うから忙しいと言われていた。

昨日は、わたしが誰だか見えないと言われ、
その後「わかった。」と
「目の治療ですか?」と尋ねたら
「コンタクトが外れなくなって来たの。」と
「わたし、二月に手術受けたでしょう?
治療できる症状については良くなりますよ。」
と言ったら
「昔からだから、手術受けても
見えるようにならないと言われたわ。」
と言われた。
腕を組んで出口までお連れする。
「主人が亡くなったの。」と言われた。
泣き腫らされたような眼だった。

「えっ!?」
認知症が酷くなるばかりで、ずっと家にいて、
弱って心臓が停止したと言われた。
「心筋梗塞とかではなくて?」
「ではなくて自然に心臓が止まるとか
全然苦しまず、あんな安らかな死に方はないわ。」
淡々と話されているけれど、今までで一番支えが
必要な様子が伝わって来た。
「ご愁傷様でした。」とだけ言った。
これから訴訟のことで弁護士さんに会いに行かれるらしい。
何かとても複雑な心境。

昔から良い方だし、頭も良い方だし、
好意的に見ている方ですが、
優先順位が違ってるというか、
人生感などは全然違う。
お元気で過ごされますように、
安心させてね…という気持ち。

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