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父の記憶力の謎

昨日の父こと、
泌尿器科の血液検査結果では、癌マーカーが良くなっていると
前回打ったホルモン注射の効果は期待できそうだと
言われました。
春先の最初の数値が滅茶苦茶だったらしい。 

バルーン交換前、医師が来られる前に、看護師さんが
父を診察台に移すために、抱き抱えようとすると、
父は「きゃー怖い。」と悲鳴を上げ、わたしは慌てて
「看護師さん慣れてるから大丈夫よ。」と説明しました。
眼だけでなく耳も遠いから、状況把握がし難かったのでしょう。

内科では、日々の血糖値はやや↑傾向
糖尿病は昔からの持病なので年齢相応かと
春に低血糖で倒れて入院した時は危なかった
血糖値を下げると認知症が進んだりすることもある
と言われつつ、インシュリンが80から100に
以前の単位になりました。 

父は年齢的に短期記憶が衰えてはいますが、
今は他に支障をきたすような認知症状は
落ち着いている様子です。
毎回何科を受けたなどはすぐに忘れてしまうけれど、
昨日、バルーン交換の後で車椅子に戻った父はわたしに
「膝にかけていた温いのなかった?」とカーテンの外で
待っていたわたしに尋ねました。寒いと感じて
膝掛けを思い出したようでした。

帰りのことで「看護師さんに用があるからわたしも一緒に
乗って行くからね。」
と父に言っていたら、介護タクシーの中で
前に座っているわたしが見えなかったらしく運転手さんに
「今日は娘も乗ると言っていました。」と言っていて、
10分以上前にわたしが言った事務的な内容を
覚えているなんて奇跡じゃないかと驚きました。

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