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最高の演奏会でした

三年ぶりに開催された演奏会を聴きに行って来ました。

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コロナ渦を乗り越えて開催するだけでも立派なのに
音の調べの美しいこと

人数は激減りしたけれど、
美しい声は届き、四声のバランスが取れていた。

一曲目、バッハで一番好きな
「主よ人の望みの喜びよ」
昔、お年玉で買ったケンプが弾くバッハのレコード集で
繰り返し聴いていました。

わたしが一番好きなピアニスト(伴奏者)の奏でられる
前奏部分ですでに目頭が熱くなり、
期待以上にバッハを演奏されている。
美しい旋律。

プッチーニのキリエは、合唱団で最初に臨んだ
思い出多い曲。それだけでも涙がとまらない。

そして四曲目はフォーレレクイエムの中で一番好きな曲。
子ども達が赤ん坊の頃に、
聖歌隊後輩たちのCDで繰り返し聴いた曲ですが、
テナーの優しい旋律の素晴らしさ。
昔よりはるかに声が揃い宗教芸術的な神秘さを
漂わせている。

ハレルヤは、昔聖歌隊合宿でしっかり叩き込み練習をした
盛り上がり箇所が、当時より膨らませたイメージ通りに
演じられていて、こんなに気持ちよく鑑賞できる
ことは他にないと思うくらいでした。

同じ団他会場の曲は、少し難しく、
耳に馴染ませ体感するまでに時間がかかるところが
難点かな?と思いました。指揮者の意図される
芸術を極める部分が、短時間で会場に届きづらい面はあると思う。

第四ステージの組曲
学生時代に初めて全曲歌った組曲も素晴らしい。
亡くなられた先生の思い出も重複して、
涙が乾かなくて困りました。
マスクの下で音を出さないように口パクで歌いました。
当時は女性三部合唱でしたから、
ソプラノやテナーの部分を歌ったところもあり、
記憶の中で楽譜を移動させながらも、
忘れていませんでした。

一人で行って、客席の空間の多い場所を探して
座りましたが、後輩で年長者の方が見つけて下さり、
終了後しばらく一緒に他の顔見知りの観客を探し、
ご主人と同伴だった懐かしい方にも会えました。
「お先に。」と、人混みを避けて帰り道
出演されていたご近所の小母様たちに呼び止められて、
、演奏会の感想を述べました。

結局、小母様とお茶することに

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色々感想を述べて労いの言葉をかけていたら、
お友達とご一緒の指揮者が通りがかり、窓越しに会釈、
中に入って来られて
「久しぶりやね。」と声をかけて下さいました。
いつの間にか合唱団関係者?も大勢いらしていて、
指揮者はあちこち声がけして出て行かれました。

「涙が止まりません。」と一言しか伝えられなかった
わたしですが、
最高の演奏会で感動したことが伝わったのかしら?
後々、反省会で皆さんの報告を集めれば、
そういうことだとわかるでしょう。

今日は父の付き添い予定です。
一昨日に施設に会いに行ったばかりです。

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