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喪失感のような

昨日公民館で要らない食器を引き取っていただき、
図書館で本を借りて、
帰りに近所のスーパーで買い物、
「愛情たっぷり煮込みぶりのお弁当」を
見つけて、お昼にいただきました。
お刺身にできないブリを効率よく使用したのかな?
美味しかったです。
しらすぼしや鮭バージョンもあったので、
また購入してみたいです。

そこで出会ったお知り合いに駆け寄って
「お久しぶり!」と挨拶したら、
何だか様子が変、確かにその方の目なんだけど、
ガラス玉みたいにも見える。
長身の女性が慌てて駆け寄って来られて
「認知症だから。」と言われた。
あそこは男の子がひとりだったはず、
駆け寄って来た女性はどなただろう?
あちこちで見覚えがあるような、
ヘルパーさんなのかな?

父が晩年、車椅子で病院に連れて行っていた時に、
わたしの知り合いの方に出会うと、
「お元気ですね。」とか、なにがしら声をかけて下さって、
父は誰と話しているのかわからないままも、
嬉しそうに応えていました。 
まだらぼけで施設暮らしの父でも、
病院やコンビニなどで、たまに出会った方と交流できるのは
有り難いと思っていました。

出会った方は、無表情、無感情のように見えました。

最初は犬のお知り合いで、お互いに雄犬だったので、
犬連れの時は、あまり近寄って
お話しすることはなかったけれど、
ある日「これあげる。」と手渡されたものが

IMG_1340
大好きな犬のストラップでした。
「会ったらあげようと思って持ち歩いていたの。」と、
「ありがとう!」

大事に当時の携帯につけていましたが、
外れてしまい、修理して使いたいと思い
仕舞ってありました。

手芸好きのその方は、よく材料を買いに
バス、電車利用でABCクラフトまで行かれた。
停留所で出会うと親しくお話しする中の
おひとりでした。
そういえば最近出会わなかった。
コロナ禍くらいの頃から、お話しする機会がなくて、
いつだったか?最後に出会った時に
「また買いに行くの?」と尋ねた時に
「行かないけど…」と
何か反応が違った気がしたことを思い出しました。

あんなに豆に動いて、趣味を楽しむ方だったのに、
ショックというか、喪失感というか、
やはり悲しいです。

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